卵胞期と黄体期とは

卵胞期は、増殖期とも呼ばれ、月経が終わってから卵胞刺激ホルモンの働きにより卵巣内の原始卵胞の一つが育ち始める時期です。女性の生理は4サイクルあって、前半の2サイクルが卵胞期です。

卵胞期は、黄体化ホルモンという女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌がピークに達し、体調や気分も良く過ごせる時期として知られています。黄体化ホルモンの分泌がピークに達すると、卵巣から卵子が飛び出し排卵となります。受精卵が着床するために子宮内膜はこの時期から厚くなっていきます。

この時期は女性らしさが普段よりも倍増しますので、男性の視線がいつもより多く感じられることでしょう。黄体期は排卵期の後の10日前後の期間の事で、精子と卵子が受精し子宮内膜に着床する時期でもあります。

卵胞期とはうってかわって体が重く、だるくなってくる時期です。体の外にも肌荒れなどの症状として表れます。黄体期は前半部分の卵胞期とは逆に、体と心のバランスが崩れ月経前症候群(PMS)によるイライラや軽い鬱状態を起こす方もいます。





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